裏側
うらがわ
名詞頻度ランク #8150 · 青空 545 例
標準
the reverse (side)
文例 · 用例
ヘルマンの教室を出て右を見ると河向いにウィルヘルム一世記念碑のうしろの胸壁の裏側が見える。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
それは上野の科学博物館とその裏側にある帝国学士院とが意外に遠く離れて見えるということである。
— 寺田寅彦 『観点と距離』 青空文庫
これは考えてみると我がM君の説を裏側から云ったもののように思われて来る。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
すくなくとも彼だけの洞窟では壁の裏側に這つてる小蟲や、空氣の濕つぽい臭ひまで、殘る隈なく觸覺してゐる。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に就いて』 青空文庫
つまり一つの同じ景色を、始めに諸君は裏側から見、後には平常の習慣通り、再度正面から見たのである。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
同じ一つの現象が、その隠された「秘密の裏側」を持ってるということほど、メタフィジックの神秘を包んだ問題はない。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
いったいこの額の景色の裏側には、どんな世界が秘密に隠されているのだろうと。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
私は幾度か額をはずし、油絵の裏側を覗いたりした。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
作例 · 標準
例句