背中
せなか
名詞頻度ランク #4219 · 青空 6507 例
標準
back (of the body)
文例 · 用例
私は大隅君の背中をどんと叩いて、「君は仕合せものだぞ。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
『喧嘩だ、喧嘩だ、』背中を突かれて驚く男、袂をくぐられて間誤付く女、跳ね飛ばされて泣くは子供、足下を攫はれて轉ぶが年寄、呆氣に取られた人人の間を縫て、矢の樣に走つて行く一人の男。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
君たちは何をまごまごして居るのか、どんと背中をどやしつけてやり度い思ひだ。
— 太宰治 『諸君の位置』 青空文庫
何故というに、キャリフォルニアからオレゴン州への、境近い街道に、山が聳えて、複式二重の成層火山、シャスタとシャスチナと、二人の容姿端麗なる姉妹が、見る角度に依っては、並んで手を繋ぎ合ってもいるし、また背中合せに丈くらべをしているようでもあり、何となく人|懐かしい山に見えるからである。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
いくらでも、張りよい、小型のビラを、僕等の背中に張りつけるがよい。
— 葉山嘉樹 『遺言文学』 青空文庫
と同時に彼の足は小荷物台から攫われて、尻や背中でゴツンゴツンと調子をとりながら、コンクリートの上へ引きずり下された。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
が、吉田はすべての感情を押し堪えて、子供を背中に兵児帯で固く縛りつけて、高等係中村と家を出た。
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
下級海員たちは、何か、背中の方に居るように感じた。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
作例 · 標準
ずっとデスクワークを続けていたせいで、背中がバキバキに凝ってしまった。
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子供が寝付くまで、トントンと優しく背中を叩いてあげた。
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彼は何も語らずに、ただ広い背中を見せて、一人で困難に立ち向かっていった。
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