裏革
うらがわ異読 うらかわ
名詞
標準
suede
文例 · 用例
その中からどうやらはっきり形のわかるのは、木製の鋤の切れっぱしと、古い長靴の裏革ぐらいのものだ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
裏革が裏口の水溜りへ踏込んだと見えて、ひどく濡れているし、周助の家のお勝手の土間にある、何か古道具の詰物に使ったオガ屑が付いている」「…………」「本当の曲者はお前が入って来たのに驚いて、一たん表口へ逃げ出したが、間もなくお前が帰ったので、裏口へ廻った。
— 南蛮仏 『銭形平次捕物控』 青空文庫
藤井先生は黒板のうらがわにかけてある竹のむちを持って、つかつかと石太郎のところへいき、いいかげんにしとけと、むちのえで、石太郎のこめかみをこづかれる。
— 新美南吉 『屁』 青空文庫
ですから、おもてがわのほうの血を落したかとおもうと、それはうらがわに、いつか、よけいこく、にじみ出していました。
— ペロー Perrault 『青ひげ』 青空文庫
数メートルほど 気をつけて さぐりさぐり 先を 行くのですが、 このとき いたのは じつは 屋根うら部屋の すそ板の うらがわあたり。
— まきまきパンのまき 『ちょびひげサミュエルのはなし』 青空文庫
ぴゅ――うう――うう、 このまま せかいを まっすぐ つきぬけて、 うらがわに でちゃうんじゃないかって アリスは そんな きがしてきて!
— THE NURSERY "ALICE" 『えほんのアリス』 青空文庫
でも、なんとなく心配になるとみえて、女はベッドをおりて、むこうの入り口のところへ行き、ドアのとってに手をかけて、動かしてみましたが、そこには、うらがわからかぎがかかっているらしく、開くようすもありません。
— 江戸川乱歩 『大金塊』 青空文庫
道化師は、さっき、その文字ばんのうらがわと、歯車の機械のあいだに立って歯車のすきまをのぞいていたのですが、いま見ると、そこにはもう、かげも形もありません。
— 江戸川乱歩 『塔上の奇術師』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
piece of leather on the underside of a bag, purse, etc.
作例 · 標準
例句