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墨池

ぼくち
名詞
1
標準
inkstone well
文例 · 用例
同じ、墨池の餘技では、有島武郎氏も、繪や詩などを書いて、獨り樂しんでゐたらしいが、堂號などは聞かないし、唐詩を書いた半切などにも本名を書いてゐた。
吉川英治 折々の記 青空文庫
六畳間には、顔の長い、頬の削げた、そして窪んだ穴の中に鋭い眼のある老人が、漆黒の腮髯をしごいて、いつも書見か、墨池に親しんでいる。
吉川英治 田崎草雲とその子 青空文庫
いかにお過しかと、彼がそっと光秀の居室をうかがってみると、光秀は毛氈のうえに筆洗や墨池をならべ、一巻の絵手本をひろげて、他念なく画の稽古をしていた。
第七分冊 新書太閤記 青空文庫
」「本当に桑がへぼくちゃ駄目だなむ、貫数より何より糸分がないで……わしら方あたりぢゃ生産へだしてもいつでも糸量で引かれちまって!
金田千鶴 夏蚕時 青空文庫
作例 · 標準
硯の墨池にたっぷりと墨を溜め、大きな筆を浸して一気に書き上げた。
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長年愛用している硯は、墨池の縁が少し欠けているが、それがかえって愛着を感じさせる。
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書道の授業が終わると、墨池に残った墨をきれいに洗い流すのが日課だ。
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2
標準
inkpot
作例 · 標準
机の隅に置かれた陶製の墨池には、乾燥を防ぐための蓋がついている。
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大量の宛名書きをする際は、小さな硯よりも大容量の墨池の方が便利だ。
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彼は墨池に筆を浸したまま、次の句をどうするか考え込んでいる。
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