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渙散

かんさん
名詞
1
標準
lysis
文例 · 用例
渙散世界作灰燼之日。
FAUST. EINE TRAGODIE ファウスト 青空文庫
八月十四日(土曜) ○体重58キロから48キロに一ヵ月で下った由、 かんさんして見ると48キロというのは十三貫百三十匁云々なり。
一九三七年(昭和十二年) 日記 青空文庫
「困ったなおい、俺はこれから西の窪の大黒亭まで行かなけりゃならねえ、もうこれ以上つなげねえんだ」 ある晩さんざつないで下りてきた鯉かんさんがいった。
正岡容 小説 圓朝 青空文庫
こっちはもう仁義だけは尽したつもりだ」 鯉かんさんはいった。
正岡容 小説 圓朝 青空文庫
「な、何だ」 立ちのまま鯉かんさんは振り返った。
正岡容 小説 圓朝 青空文庫
「あいすみません、あとにまだ誰も参りませんし、鯉かんさんがお前上がれとおっしゃったもんで」 やっと自分の叱られているわけが分って、にわかにオドオド小圓太はいった。
正岡容 小説 圓朝 青空文庫
この屋敷で地方長官の父を十七年も看護した忠實な家政婦のかんさんが、一さいの家政の切り盛をやり、ななえもかんさんの言ひなりになる仕向けをうけてゐた。
室生犀星 青空文庫
かんさんは屋敷が賣り物になり千萬圓もすると聞いてから、ななえが二階で寢た時分、納戸や押入に顏を突つ込み、更けるまで明日の食事のための搜し物をしてゐた。
室生犀星 青空文庫
作例 · 標準
「おい、しっかりしろ! 集中力が渙散してるぞ」監督の厳しい声が、練習に身が入らない選手たちに飛んだ。
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長時間の激論の末、参加者のエネルギーは渙散し、会議室には重苦しい沈黙と疲労感だけが残った。
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強固な結束を誇っていた組織も、トップの不祥事をきっかけに内部から渙散し始め、修復不可能な状態に陥った。
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突然の雷雨に見舞われ、それまで賑わっていたビーチから人々の影が潮が引くように渙散していった。
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2
標準
to lyse
作例 · 標準
指導者を失った一団は、まるで糸の切れた凧のように、それぞれの欲望に従って各地へと渙散していった。
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「わあ、綺麗!」子供が吹いたシャボン玉は、夕陽を浴びてキラキラと輝きながら空中で渙散していった。
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緊張の糸がぷつりと切れた瞬間、それまで必死に保っていた自制心が渙散し、彼はその場に泣き崩れた。
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強い野分に煽られた焚き火の煙は、重く垂れ込めた雲の中へと吸い込まれるように渙散していった。
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