炎症
えんしょう
名詞頻度ランク #15429 · 青空 141 例
標準
inflammation
文例 · 用例
左肺が肺癆に罹つて大部分腐蝕してゐるのは誰れも認めてゐたが、一週間程前から右肺の中葉以上に突然起つた聽診的變調と、發熱と、腹膜肋膜の炎症とを綜合して考へて見ると粟粒結核の勃發に相違ないと堅く信じたのだ。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
かもめ――ドーヴィルから適当な距離のオンフルール海岸は、ドーヴィル賭博人の敗北の深傷や遊楽者達の激しい日夜の享楽から受ける炎症を癒しに行く静涼な土地だ。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
それは、炎症とか癌とか神経の成長、さらに造血などにも介入している。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
患部は主に脚で、炎症のために皮膚が次第に肥厚って、移動性を失って来るんだ。
— 大阪圭吉 『とむらい機関車』 青空文庫
多くは、もう胸にひどい炎症が起り、苦悶はひどくなってゆく一方だった。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
なお又、炎症性の緑内障ですと、片眼に起った緑内障は交換性眼炎と称して、間もなく健眼に移りますから、健眼を助けるための応急手段として、患眼の剔出を行うことになって居ります。
— 小酒井不木 『痴人の復讐』 青空文庫
ただの炎症か何かに思つて處置してゐたんでせうね。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
又、良雄の右眼の傷は意外にも重性の炎症を起し、早く剔出すればよかったものを、手遅れのために交感性眼炎を発し左眼も同様の炎症にかかり、遂に両眼とも失明するのやむなきに至ったのである。
— 小酒井不木 『血の盃』 青空文庫
作例 · 標準
転んで膝を擦りむき、翌日には赤く腫れて炎症を起こしていた。
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虫刺されをかきむしったせいで、皮膚に炎症が広がってしまった。
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医師はのどの炎症を確認し、抗生物質を処方した。
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