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寛ぎ

くつろぎ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #29070 · 青空 83
1
標準
ease
文例 · 用例
ちっとでも自分にだらしがないところが眼につくと、自分で不安なのだ」「何だか知らないが、欲しいものがあったら、遠慮なくいくらでもそうお云いよ」 初午の日には稲荷鮨など取寄せて、母子のような寛ぎ方で食べたりした。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
) 婦人は言下に打解けて、(さあさあ汚うございますが早くこちらへ、お寛ぎなさいまし、そうしてお洗足を上げましょうかえ。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
戸外へは近うござんすが、夏は広い方が結句宜うございましょう、私どもは納戸へ臥せりますから、貴僧はここへお広くお寛ぎがようござんす、ちょいと待って。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
媼は、誰とも、いかなる氏素性の少年とも弁えぬが、去年秋銃猟の途次、渋茶を呑みに立寄って以来、婆や、家は窮屈で為方がねえ、と言っては、夜昼|寛ぎに来るので、里の乳母のように心安くなった。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
鮨、お辨當、鯛めしの聲々勇ましく、名古屋にて夜は全く明けて、室内も聊か寛ぎ、暖かに窓輝く。
泉鏡太郎 大阪まで 青空文庫
ホテルもよかったが、父子二人きりよりか寛ぎがつきそうで、やはり銀子がいたのでは物が歯に挾まったようであり、銀子も父子|揃っているのは、傍で見る目にも羨ましそうであったが、何となし相手の気持をもって行かれそうな感じであった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
彼の顔は、はじめて季節の好意を無条件で受け容れる寛ぎを示してゐた。
岡本かの子 小町の芍薬 青空文庫
勿論五人の間には昔ながらの親しみと、寛ぎとがありました。
南部修太郎 S中尉の話 青空文庫