疑問
ぎもん
名詞形容動詞頻度ランク #1364 · 青空 4148 例
標準
doubt
文例 · 用例
新短歌が、短歌から出て来たものと考ふべきか、全然別個に発生したものと考ふべきかは甚だ疑問であるけれども、短歌にもはや発展の余地がないと思つた人々によつて工夫されたものであることは慥かである。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
『そんな疑問は起りません。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
けれども同時に何かしら腑に落ちない妙な疑問が、別に新しく心の底にきざしてきた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
そして或る解決のできない疑問が、この不思議な人物について起つて來た。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
自分が芥川君と別れてゐる間、再三この疑問について考へた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
けれども私は、この不愉快極る疑問からのがれることができなかったのである。
— 太宰治 『緒方氏を殺した者』 青空文庫
彼がかつて風流論を書き、風流生活、風流即芸術の茶道精神を唱導した所以も此処にあるし、句作を余技と認めながら、しかも余技に非ずと主張する二律反則の自己矛盾も、これによつて疑問なしに諒解できる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
かつて或る座談會で、僕はこの疑問を土岐善麿氏に質問したら、言語をその「發音通りに書く」といふ、ローマ字運動の原則に基づくのだと説明された。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫