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金塊

きんかい
名詞頻度ランク #38112 · 青空 163
1
標準
gold nugget
文例 · 用例
このとき他の国の財政の慌てふためきをよそにフランスへは億に次ぐ億の金塊がぐんぐん流れ込んでいた。
岡本かの子 巴里の唄うたい 青空文庫
運んでいた鳥が、同じ大きさの金塊よりもすこぶる価値があろうとは、思ってもいなかっただろう。
THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 蒼炎石 青空文庫
数年前その所を考え出し、夜中大なる金塊を掘り得て逐電せる者ありという。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
私は慾深爺の顔つきで、今更、斯んな世にも滑稽な事件のために血道をあげてゐるものゝ、私にとつては金塊引上事業や鉱脈発見の苦心者と実にも同然なありのまゝの惨胆さに相違なく、どうやら旋風の絶え間もなく、このまゝこんな村で銑太郎の出現を待ち呆けたならば寒風に吹き殺されて了ひさうだつた。
牧野信一 冬物語 青空文庫
銀座もし東京に裏街といふものがなかつたら銀座は日本一の表街だが、表は表だが銀座は医者にひつくりかへされたトラホームの眼瞼のやうだブツブツと華美で賑やかな消費の粒がまつかにただれて列んでゐる突如  ウヰンドーに煉瓦を投げつけて金塊を盗む悪漢現る。
詩集(10 )風物詩篇 小熊秀雄全集-11 青空文庫
貿易順調ニシテ外國ヨリ貨幣ノ流入横溢シ爲ニ物價騰貴ニ至ル恐アル時、銀行省ハ其ノ金塊ヲ貯藏シテ國家非常ノ用ニ備フルト共ニ、物價ヲ合理的ニ調整スルヲ得ベシ。
北一輝 日本改造法案大綱 青空文庫
一人|振廻り斧でその頭を打つと、蛇王金塊となった。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
頭の中に、金塊が一杯つまつてゐる人のことを書いたのだ。
菊池寛 差押へられる話 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

金塊(きんかい) 金のかたまり →「地金」を参照 川端康成の短編小説 → 「夕映少女」項の「金塊」節を参照

出典: 金塊 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0