猩々
しょうじょう
名詞
標準
orangutan
文例 · 用例
百分の一近辺のものは猩々、鹿、猫など、それから下って百分の一より千分の一の間にあるのが麒麟、象、羚羊、獅子、袋鼠、鷲、白鳥、雉、鼠、蛙、鯉など、なお一層下って千分の一より一万分の一の間には海馬、鯨、鰐、海鰻、章魚などがひかえている。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
支那人が酒の精を猩々に象徴し、自然と共に悠遊する神仙の目出度さに譬へたのは、まことに支那人らしく老莊風の思想である。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
もう一つの説によると、「玉虫色の小さな馬に乗って、猩々緋のようなものの着物を着て、金の瓔珞をいただいた」女が空中から襲って来て「妖女はその馬の前足をあげて被害の馬の口に当ててあと足を耳からたてがみにかけて踏みつける、つまり馬面にひしと組みつくのである」。
— 寺田寅彦 『怪異考』 青空文庫
」「猿でも猩々でも、そんなものには構わずに置くが可い。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
庭の百日紅は、そろそろ猩々緋の花をひらきかけていた。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
中にも氏郷が小小姓名古屋山三郎、生年十五歳、天下に名を得た若者だったが、白綾に紅裏打ったる鎧下、色々糸縅の鎧、小梨打の冑、猩々緋の陣羽織して、手鑓提げ、城内に駈入り鑓を合せ、目覚ましく働きて好き首を取ったのは、猛きばかりが生命の武者共にも嘆賞の眼を見張らさせた。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
假令智慧あるも、今猶猿猴猩々の類と林を分ちて相棲まねばなるまい。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
何の事ぞ、酒井先生の薫陶で、少くとも外国語をもって家を為し、自腹で朝酒を呷る者が、今更いかなる必要があって、前世の鸚鵡たり、猩々たるを懸念する?
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
動物園のボルネオオランウータン、別名猩々がのんびりと木に登っている。
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伝説上の生き物である猩々は、赤い顔をして酒を好むと言われている。
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熱帯雨林の奥深くで、親子の猩々が果実を分け合う姿が観察された。
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標準
heavy drinker
作例 · 標準
彼は近所でも有名な猩々で、毎晩遅くまで居酒屋で飲んでいる。
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「あいつは根っからの猩々だから、酒を贈れば大喜びするよ」
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休日は朝から晩までビールを飲み続ける、まさに猩々のような生活だ。
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