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文士

ぶんし
名詞
1
標準
man of letters
文例 · 用例
その男といふのは文士のアンリ・ド・ラトゥシュ。
中原中也 デボルド―※ルモオル 青空文庫
現今私の知る限り文士くらゐ小児病的なものはない。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
文士の集りに於て、いかに相手にうまく取入るかといふこと以外に、果して何があるか?
中原中也 撫でられた象 青空文庫
誰も君なら君にそれを生んで呉れと要求するものはないのであるから、君がそれを生まうとなら、別して誠実でなければならないものを、文士の方が却て一般世人よりはよつぽど実がないとあつては、それで何が文学であらう!
中原中也 撫でられた象 青空文庫
文学といふものが、凡そ文字を知つてゐれば、誰にも読むことが出来るといふことからして、余りに文士志望者が容易に生じるといつた現状だが、文学を仕事とするからには、※ルレーヌの言葉を以てすれば、「自分の通り道にあつたものだけを読むだけ」の努力では何にもならぬ。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
それかあらぬか文士と呼ばれる人種の中にも、文学でも何でもない、といつて文学に全然関係がなくもないから、つまり文学の爪だの垢くらゐには関係のあることを何かと云々して、それで以て自身は文学のつもりでゐる人が少しはゐる。
中原中也 非文学的文士 青空文庫
数にすれば少しでも、文学に無関係な文士なぞといふものが在るのは何れにしろ奇現象であるから、事実上は決して少い感じがするどころではない。
中原中也 非文学的文士 青空文庫
こんな馬鹿げた人間もゐることに何の不思議もないが、こんな人間が文士として通りもする社会といふものは、呆れたものだ。
中原中也 非文学的文士 青空文庫
作例 · 標準
昭和の初期、この旅館には執筆に集中するために多くの文士たちが長期滞在していたという。
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彼はジャーナリストというよりも、どこか昔気質の文士のような雰囲気を漂わせている。
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古い文学雑誌のページをめくると、当時の文士たちが繰り広げた激しい論争の跡が窺える。
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