天空
てんくう
名詞頻度ランク #16922 · 青空 445 例
標準
sky
文例 · 用例
人の眼も昇降機の如く、鋭角を追うて一気に上下すれば、建物と建物との間にはさまって、帯のように狭くなった天空は、ニューヨークの株屋が活動するウォール・ストリートあたりを見るような天空深淵を、下から上へとのぞかせている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
その天空に浮遊するかの如き、嶮にして美なる林道を「天の浮橋」と呼ぶそうであるが、何よりも喬木林の陰森さにおどろかされる。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
螺の腹でえび蔓の背をした老いの身体は後の丘の芝にいまや倒れるばかりに仰向いて天空を見上ぐるのであった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
この仰ぎ見る天空の頂は麓の土とどういう関係に在るのか。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
天空より以下巨大な三角形の影をもちて空間を阻み星が燦めきあえぬ部分こそ夜眠の福慈岳の姿である。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
勿論、船に嚴然たる規律のある事は誰も知つて居る、たとへ霹靂天空に碎けやうとも、數萬の魔神が一|時に海上に現出れやうとも、船員ならぬ者が船員の職權を侵して、之を船長に報告するなどは海上の法則から言つて、到底許す可からざる事である。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
然るに彼方怪の船は敢て此信號には應答へんともせず、忽ち見る其甲板からは、一導の探海電燈の光閃々と天空を照し、つゞいてサツとばかり、其眩ゆき光を我が甲板に放げると共に、※笛一二|聲、波を蹴立てゝます/\進航の速力を速めた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
然るに此時まで、海蛇丸は別に害意ありとも見えず、たゞ其甲板からは絶えず探海電燈の閃光を射出して、或は天空を照し、或は其光を此方に向け、又は海上の地理形况等を探るにやあらん、我が弦月丸が指して行く航路の海波を照しつゝ、ずん/″\と前方に駛り去つた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
作例 · 標準
満点の星が輝く天空を見上げ、心を奪われた。
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天空を自由に舞う鳥のように、私も自由に生きたい。
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雲ひとつない青い天空が、今日の登山を祝福しているようだ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
天空(てんくう) 空。 天国や神の住まいなどを指す概念的な空間。天空神も参考。 観光列車「天空」 - 南海電気鉄道の展望列車。 十二天将の一。陰陽道の神。 キックボクシング興行。天空キックボクシング協会を参照。 Perfumeの楽曲。アルバム『Future Pop』に収録。
出典: 天空 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0