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蒼空

そうくう
名詞
1
標準
blue sky
文例 · 用例
広々した畑地に霜解けを踏んで、冬枯れの木立の上に高い蒼空を流れる雲でも見ながら、当もなく歩いていたいと思う。
寺田寅彦 枯菊の影 青空文庫
しかし少数のある人々はこの生涯の峠に立って蒼空を仰ぐ、そして無限の天頂に輝く太陽を握もうとして懸崖から逆さまに死の谷に墜落する。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
リアリズムの用心深い足取りで生活の架け橋を拾い踏み渡りながら、眼は高い蒼空の雲に見惚れようとする。
――歪んだポーズ 時代色 青空文庫
例えば飛行機に乗ってこれから蒼空へ飛び出そうというような種類の緊張はあまり見つからなかった。
寺田寅彦 電車と風呂 青空文庫
蒼空の光も何物か空中にあって、太陽の光を散らすもののあるためと考えなければならない。
寺田寅彦 塵埃と光 青空文庫
蒼空は培養硝子を上から冠せたように張り切ったまま、温気を籠らせ、界隈一面の青蘆の洲はところどころ弱々しく戦いている。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
飛行機が蒼空を踊り靴をはいて通過した。
吉行エイスケ 女百貨店 青空文庫
二 岐阜ではまだ蒼空が見えたけれども、後は名にし負う北国空、米原、長浜は薄曇、幽に日が射して、寒さが身に染みると思ったが、柳ヶ|瀬では雨、汽車の窓が暗くなるに従うて、白いものがちらちら交って来た。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
作例 · 標準
夏休み、田舎の広がる蒼空を見上げて、深呼吸をした。
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試合の合間、選手たちは蒼空の下で束の間の休息を楽しんだ。
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子供たちは、風船を蒼空に飛ばして、歓声を上げた。
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