幻辞.com

大地

だいち
名詞頻度ランク #5857 · 青空 2646
1
標準
earth
文例 · 用例
いま彼の靴音は、しつかりとして大地を踏みつけて行く。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
まだ月が出るには間があるのか、たゞまつくらで空と大地との区別すらつかない程であつた。
太宰治 地図 青空文庫
三 朝霧が山村を罩めて、鶏の声が、霧の底から聞える、黄色い南瓜の花に、まだ夢が残つてゐるかして、寝惚けた姿をしだらなく大地に投げ出してゐる、ぼツと白壁が明るくなる、森がうつすらと、烟つぽい緑を、向うの山の懐に、だんだら、染めに浮かせる、起き上つて支度をする頃は、方々の家から、軽い炊煙が立ちはじめた。
小島烏水 天竜川 青空文庫
富豪であり、大地主であり、県政界の大立物である本田氏の、頭蓋骨にひびが入ったと云う、大きな事実に対して、証拠は夢であった。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
掘鑿の中は、雪の皮膚を蹴破って大地がその黒い、岩の大腸を露出していた。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
英独仏などの科学国の普通教育の教材にはそんなものはないと云う人があるかもしれないが、それは彼地には大地震大津浪が稀なためである。
寺田寅彦 津浪と人間 青空文庫
同時に、これは自分の全く経験のない異常の大地震であると知った。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
坂を下りて見ると不忍弁天の社務所が池の方へのめるように倒れかかっているのを見て、なるほどこれは大地震だなということがようやくはっきり呑込めて来た。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
作例 · 標準
春になると、大地からは力強い芽吹きが感じられます。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
旅人は遥か彼方まで続く大地を、ただひたすらに歩き続けた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
私たちは大地から恵みを受け、生かされていることを忘れてはならない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash