史家
しか
名詞頻度ランク #34507 · 青空 305 例
標準
historian
文例 · 用例
併しパンセは起るものとして自己を益し、パンセしようとしてすれば良く行つて歴史家の知にしかならないものだ。
— 中原中也 『詩と詩人』 青空文庫
即ち史家のいわゆる「幽玄体」なるものであるが、芭蕉は新古今集を深く学んで、巧みにこの幽玄体を自家に取り入れ、彼の俳句における特殊なリリシズムを創造した。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
ある有名な日本の歴史家がその著書の中に「朝鮮征伐」という文字を使ったのが甚だ不都合だと云って、某新聞の投書欄でひどく腹を立てた人があった。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫
歴史家も日本人なら、この投書家も日本人である。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫
またラプラスが熱を物質視したためにエネルゲチックの進歩を阻害した事も少なくない事は史家の認める所である。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
後世の頭のいい史家でヨーヨーとマルクスの関係を論ずるものが出ないとも限らない。
— 寺田寅彦 『KからQまで』 青空文庫
不幸なことに北海から税関をかすめて密輸入される鮭類と黒狐の肉は腹を満たすためには四十|法が必要なので、アンナ・ニコロはスラビナに食欲さえ感じて黙ってしまうのだが、それにも拘らず私は現代のロシアの気狂い染みた歴史家の記録が純粋な女性の愛情まで資本家に身売りしていることが分るのであった。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
百千年の後に軽率な史家が春秋の筆法を真似て、東京市民をニヒリストの思想に導いた責任者の一つとして電気局を数えるような事が全くないとは限らないような気もする。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
作例 · 標準
ある高名な史家は、この古い古文書の内容から当時の社会情勢を詳しく分析した。
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史家によって歴史の解釈が異なるのは、それぞれの視点や時代背景が反映されるからだ。
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彼は史家としての矜持を持ち、生涯をかけて隠された歴史の真実を追い求めた。
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