傍見
おかみ
名詞頻度ランク #23619 · 青空 0 例
標準
looking on by an outsider
文例 · 用例
」「そうだ」馬場はことさらに傍見をしながら、さもさもわざとらしい小さなあくびをした。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
白石は、ときどき傍見をしていた。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
と自から肩の嬌態、引合せた袖をふらふらと、台所|穿をはずませながら、傍見らしく顔を横にして、小走りに駆出したが、帰りがけの四辻を、河岸の方へ突切ろうとする角に、自働電話と、一棟火の番小屋とが並んでいる。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
石頭を掉る、背ごすりをする、傍見をする。
— 泉鏡太郎 『松の葉』 青空文庫
傍見をしながら、「宝丹はありますかい。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
そしてその食べ方は、人の家の飯を食べていた時のように、黙祷や合掌こそしないが、どうみても抱えであった時分からの気習が失せず、子供たちの騒々しさや晴れやかさの中で、どこかちんまりした物静かさで、おしゃべりをしたり傍見をしたりするようなこともなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
」馬場はことさらに傍見をしながら、さもさもわざとらしい小さなあくびをした。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
松の浮根に乗っていた小供は、源吉がそうして一心になって傍見もしないのを見きわめると、手をあげて皆を招くようにしておいて、先ず己で爪立ちながら跫音のしないようにして歩きだした。
— 田中貢太郎 『放生津物語』 青空文庫
作例 · 標準
例句