工匠
こうしょう
名詞
標準
artisan
文例 · 用例
表面は蛟龍雲を吐いて神有の祕密をそめて見るや裏面には伶人|額をたれて物思ひ煩ふなよび姿才華悧悧たる眼ざしには工匠が怨みもこもりけんよ。
— 萩原朔太郎 『古盃』 青空文庫
金岡の萩の馬、飛騨の工匠の竜までもなく、電燈を消して、雪洞の影に見参らす雛の顔は、実際、唯瞻れば瞬きして、やがて打微笑む。
— 泉鏡花 『雛がたり』 青空文庫
」 其の後當分の間、邯鄲の都では、畫家は繪筆を隱し、樂人は瑟の絃を斷ち、工匠は規矩を手にするのを恥ぢたといふことである。
— 中島敦 『名人傳』 青空文庫
」 その後当分の間、邯鄲の都では、画家は絵筆を隠し、楽人は瑟の絃を断ち、工匠は規矩を手にするのを恥じたということである。
— 中島敦 『名人伝』 青空文庫
大規模の工事が相継いで起され過激な労働が強制されて、工匠石匠等の怨嗟の声が巷に満ちた。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
大規模の工事が相繼いで起され過激な勞働が強制されて、工匠石匠等の怨嗟の聲が巷に滿ちた。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
一方東軍では、和泉の工匠を雇入れて砲に類するものを作らせ、盛んに石木を発射せしめて敵陣を攪乱させたと云う。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
彼の我師と稱するものは、この工匠等に異ならず。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
法隆寺の建立には、当時の最高水準の技術を持った工匠たちが各地から集められた。
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名工と呼ばれる工匠が打った刀は、武器としての実用性だけでなく芸術品としての美しさも兼ね備えている。
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近代化の流れの中で、手仕事にこだわる伝統的な工匠の数は年々減少しているのが現状だ。
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