刺史
しし
名詞頻度ランク #27476 · 青空 55 例
標準
governor (of an ancient Chinese province)
文例 · 用例
果せる哉、長なりて荊州の刺史となるや、潛に海船を操り、海を行く商賈の財寶を追剥して、富を致すこと算なし。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
それがためか、先生は大臣にも大将にもなれず、ついに柳州の刺史をもって終った。
— 宣室志(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
主簿と云へば、刺史とか太守とか云ふと同じ官である。
— 森鴎外 『寒山拾得』 青空文庫
州には刺史と云ひ、郡には太守と云ふ。
— 森鴎外 『寒山拾得』 青空文庫
『朝野僉載』に、徳州刺史張訥之の馬、色白くて練のごとし、年八十に余りて極めて肥健に、脚|迅く確かだったとある。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
子珍、後に出世して太原の刺史となり、百三十八歳まで長生したは李玄石の陰祐による。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
白亀 東晋の咸康年中に、予州の刺史毛宝が※の城を守っていると、その部下の或る軍士が武昌の市へ行って、一頭の白い亀を売っているのを見た。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
桃林の地妖 ※の王審知はかつて泉州の刺史(州の長官)でありましたが、州の北にある桃林という村に、唐末の光啓年中、一種の不思議が起りました。
— 稽神録 『中国怪奇小説集』 青空文庫
作例 · 標準
三国時代の武将たちは、刺史として各州を統治し、勢力の拡大を競った。
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「刺史に任命されたからには、この地の民を飢えさせるわけにはいかない」と彼は誓った。
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刺史の権限は次第に強まり、やがては独自の軍事力を持つ軍閥へと変化していった。
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ウィキペディア
刺史(しし)は、中国に前漢から五代十国時代まで存在した官職名。当初は監察官であったが、後に州の長官となった。州牧(あるいは単に牧)とも。日本では国守の唐名として使われた。
出典: 刺史 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0