出港
しゅっこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #24033 · 青空 117 例
標準
departure from a port
文例 · 用例
市街はづれの停車塲から客待の馬車で、海岸附近の或旅亭に着き、部室も定まり軈て晝餉もすむと最早何も爲る事がない、船の出港までは未だ十|時間以上。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
第二回 魔の日魔の刻送別會――老女|亞尼――ウルピノ山の聖人――十月の祟の日――黄金と眞珠――月夜の出港 それから談話にはまた一段の花が咲いて、日永の五|月の空もいつか夕陽が斜に射すやうにあつたので、私は一先づ暇乞せんと折を見て『いづれ今夜弦月丸にて――。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
すべて、海上の規則では、船の出港の十|分乃至十五|分前に、船中を布れ廻る銅鑼の響の聽ゆると共に本船を立去らねばならぬのである。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
最早、出港の時刻も迫つて居る事とて、此邊は仲々の混雜であつた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
今や其二本の烟筒から盛んに黒煙を吐いて居るのは既に出港の時刻に達したのであらう、見る/\船首の錨は卷揚げられて、徐々として進航を始めた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
丁度此時、甲板には十一|時半を報ずる七|點鐘が響いて、同時にボー、ボー、ボーツと恰も獅子の吼ゆるやうな※笛の響、それは出港の相圖で、吾等の運命を托する弦月丸は、遂に徐々として進航をはじめた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
それは興行のためにと香港へ赴かんとて、此船に乘組んで居つた伊太利の曲馬師の虎が檻を破つて飛び出した事で、船中鼎の沸くが如く、怒る水夫、叫ぶ支那人、目を暈す婦人もあるといふ騷ぎで、弦月丸出港のみぎりに檣燈の微塵に碎けたのを見て『南無阿彌陀佛、此船には魔が魅つて居るぜ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
出港のみぎり白色檣燈の碎けた事、メシナ海峽で、一人の船客が海に溺れた事等、恰も天に意あつて、今回の危難を豫知せしめた樣である。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
作例 · 標準
霧が晴れるのを待って、漁船が一斉に出港していった。
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大型客船が汽笛を鳴らしながら、ゆっくりと横浜港を出港した。
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天候不順のため、本日の定期便はすべて出港見合わせとなった。
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