出帆
しゅっぱん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
setting sail
文例 · 用例
荷物を上げ座もかまえ、まだ出帆には間もあればと岩亀亭へつけさせ昼飯したゝむ。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
やっと出帆したのが十二時半頃。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
第二中学の模様など聞いているうち船員が出帆旗を下ろしに来た。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
水夫の一人が、出帆すると間もなく、ひどく苦しみ始めた。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
が、船が出帆する時には、何にもない。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
第二突堤より運送船××丸にて出帆す。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
騷がしい揚錨機の音、出帆の相圖の笛の響などが、その重く沈んだ朝の空氣を顫はしながら聞える。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
それは、船が本土を出帆するまぎわになると、放り上げた猫が、荷揚場から、又船へ飛び乗ろうとしているのだった。
— 黒島伝治 『「紋」』 青空文庫
作例 · 標準
長い準備期間を終え、調査船がついに北極海へ向けて出帆した。
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朝霧の中、巨大な客船が汽笛を鳴らして静かに出帆していった。
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風向きが良くなるのを待って、明日の早朝に出帆する計画だ。
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