威武
いぶ
名詞頻度ランク #23166 · 青空 33 例
標準
authority and force
文例 · 用例
「オルムスの大会で王侯の威武に屈しなかったルーテルの胆は喰いたく思わない、彼が十九歳の時学友アレキシスの雷死を眼前に視て死そのものの秘義に驚いたその心こそ僕の欲するところであります。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
彼シバルリイは朝廷との関係浅からずして、其|華奢麗沢も自からに王気を含みたり、而して我平民社界には之に反して、政権に抗し、威武に敵する気禀あるシバルリイを成せり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
第二篇の饗庭篁村の『掘出し物』は丁度|新店の見世開きに隣家の老舗の番頭を傭って来たようなものであるが、続いて思案の『乙女心』、漣の『妹背貝』と、予定の如くに第三陣第四陣と順々に繰出して、盛んに軍容を整えて威武を張った。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
その時分、文壇の機運はいよいよ益々爛熟し、紅露は相対塁して互に覇を称し、鴎外は千朶山房に群賢を集めて獅子吼し、逍遥は門下の才俊を率いて早稲田に威武を張り、樗牛は新たに起って旗幟を振い、四方の英才|俊髦一時に崛起して雄を競うていた。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
理も枉ぐべからず、智も搖かすべからず、天下の威武を擧げて是れに臨むも如何ともすべからざる也。
— 高山樗牛 『美的生活を論ず』 青空文庫
性|磊落且つ俊敏、金にも淫せず威武にも屈せず、天下の英雄眼中になしと、こう流祖伝に記してあるが、そういう人物であったればこそ、上杉謙信を向こうへ廻わし、駄法螺を吹くことも出来るのである。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
試みにこれを歴史に徴するに、義気|凜然として威武も屈する能わず富貴も誘う能わず、自ら私権を保護して鉄石の如くなる士人は、その家に居るや必ず優しくして情に厚き人物ならざるはなし。
— 福沢諭吉 『日本男子論』 青空文庫
彼は興福東大両寺の荘園を還附し、宣旨を以て三十五ヶ国に諜し興福寺の修造を命ぜしめしが如き、仏に佞し僧に諛ひ、平門の威武を墜さしむる、是より大なるは非ず。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
作例 · 標準
将軍の威武は、敵兵を震え上がらせた。
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彼の演説には、聴衆を圧倒する威武が備わっていた。
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古代の王は、威武を示すために巨大な宮殿を建てた。
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ウィキペディア
威武 は清朝前期の官僚であり、孝恭仁皇后の父、すなわち雍正帝の外祖父であるウヤ氏(烏雅氏)出身。
出典: 威武 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0