武威
ぶい
名詞
標準
military power
文例 · 用例
デリケートな裏の方が本当で、表の武威がむしろ借り物なのだ。
— 岡本かの子 『秋の夜がたり』 青空文庫
それから関白が武威を奥羽に示すのに従属して、宇都宮から会津と附いて来たのであるが、今しも秀吉の鑑識を以て会津の城主、奥州出羽の押えということに定められたのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
天下の見懲らしに北条を遣りつけてから、其の勢の刷毛ついでに武威を奥州に示して一撫でに撫でた上に氏郷という強い者を押えにして、秀吉は京へ帰った。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
氏郷は白河をば関|右兵衛尉、須賀川をば田丸|中務少輔、阿子が嶋をば蒲生源左衛門、大槻を蒲生忠右衛門、猪苗代を蒲生四郎兵衛、南山を小倉孫作、伊南を蒲生左文、塩川を蒲生喜内、津川を北川平左衛門に与えて、武威も強く政治も届く様子だから、政宗も迂闊に手を掛ける訳にはゆかぬ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
長篠の一戰は、實に福を惜まざるも亦甚しいものであつて、馬場山縣を首とし、勇將忠士は皆其の戰に死した爲、武田氏の武威は其後|復振はなくなつたのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
將士忠勇にして武威烈々たるのは一大福であるが、之を惜まざれば、福の終に去ることは、黄金を惜まざれば、黄金の終に去ると同じ事である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
難波にては豊公の余威全く民衆の脳漿を離れずして、徳川氏の武威深く其精神に貫かず。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
始めより肯て国際間の武威を弄せず。
— 北村透谷 『想断々(2)』 青空文庫
作例 · 標準
あの帝国は圧倒的な武威を背景に、周辺の小国を次々と自国の領土に組み込んでいった。
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新しい将軍は自らの武威を国内外に示すため、首都で大規模な軍事パレードを執り行った。
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長く続いた平和な時代によって、かつて大陸全土を震え上がらせたその国の武威もすっかり衰えてしまった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
武威(ぶい) 武力による威勢。 中国甘粛省の地級市の一つ⇒武威市 少年漫画作品『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクターの一人⇒幽☆遊☆白書の登場人物一覧#戸愚呂チーム
出典: 武威 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0