保元
ほうげん異読 ほげん
名詞
標準
Hōgen era (1156.4.27-1159.4.20)
文例 · 用例
果して、三年後の建保元年癸酉のとしに、例の和田合戦が鎌倉に起り御ところも炎上いたしましたが、このやうなお夢の不思議はその後もしばしばございまして、またお夢ばかりではなく、御酒宴最中にお傍の人の顔をごらんになつて不意にその人の運命を御予言なさる事もございました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
その頃しきりに、おつしやつて居られまして、それは或いは御政務の事に就いておつしやつて居られたのかも知れませぬが、けれどもまた歌道に於いても、その建保元年あたりには、もうそろそろ将軍家の和歌の御研鑽も十年ちかくなつてゐたのではないでせうか。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
永保元年の冬、在京中、讒者の為に西海に謫せらる。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
その鎌倉の地震のうちで大きかった地震は、建保元年五月の地震で、それには大地が裂け、舎屋が破壊した。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
正保元年三月には日光山、同年九月には羽後の本荘、同三年四月には陸前、磐城、武蔵、同四年五月には、また武蔵、相模に大きな地震があった。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
元和三年五月には江戸と日光山、同年九月には日光山、貞保元年二月には伊豆の大島に地震があって、三原山が噴火した。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
近代は澆季なりと時の人が嘆いたあの戦慄すべき保元平治時代よりもまだまだ今日の芸術界の一部は浅ましい。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
このために、摂政関白の手中に在つた政治上の実権が上皇に帰し、藤原氏は全く雌伏するの外なくなつてしまつたが、天皇御親政の理想から云へば、やはり変態であつて、保元の乱の一つの原因になつたとも云はれてゐる。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
作例 · 標準
保元の乱において、後白河天皇方と崇徳上皇方が真っ向から激突し、朝廷を二分する激しい武力衝突となった。
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歴史小説『新・平家物語』は、平安時代末期の保元・平治の乱から壇ノ浦の戦いまでの激動の時代を描いている。
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保元三年に建立されたこの阿弥陀堂は、度重なる戦火を免れ、当時の美しい建築様式を今に伝えている。
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ウィキペディア
保元(ほうげん、 は、日本の元号の一つ。久寿の後、平治の前。1156年から1159年までの期間を指す。この時代の天皇は後白河天皇、二条天皇。
出典: 保元 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0