絶島
ぜっとう
名詞
標準
lonely (isolated) island
文例 · 用例
『實に意外です、君が此樣な絶島へ――。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
勿論、此樣な絶島の事だから、决して立派な建築ではない、けれど可なり巨大な板家で、門には海軍の家と筆太に記され、長き、不恰好な室が何個も並んで見へるのは、部下卅七|名の水兵等と同居の爲だらう。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
』决心如何といふのは、吾等兩人かゝる絶島に漂着した今、無理にも本國へ皈りたいか、又は或便宜を得るまで、大佐等と此島に滯在する覺悟があるかとの問だと私は考へたので、無論、一日も速かに日本へ皈りたいのは山々だが、前後の事情を察すると、今此人に向つて、其樣な我儘は言はれぬのである。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
此驚くべく、恐るべき一軍艇は今や我が大日本帝國の海軍の列に加はらんが爲めに、此絶島の不思議なる海底の造船所内に於て、櫻木海軍大佐の指揮の下に、秘かに製造されつゝあるのである。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
元より紛議も葛藤も恐るゝ所でない、正理は我にあるのだが、然し※里の波濤を距てたる絶島に於て、既に唯一の確證たる可き日章旗を徹去されたる後は、我に十二|分の道理があつても、一個の證據なく、天下の承認を得る事は餘程困難であらうと思ふ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
第二十四回 輕氣球の飛行絶島の鬼とならねばならぬ――非常手段――私が參ります――無言のわかれ――心で泣いたよ――住馴れた朝日島は遠く/\ 私はつく/″\と考へたが、今度といふ今度こそは、とても免れぬ天の禍であらう。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
電光艇の活動の原因となるべき十二|種の藥液は、何時までかゝつても、此樣な孤島では製造の出來るものでなく、また、他から供給を仰ぐ事も恊はねば、吾等は爾後十|年生存るか、二十|年生存るか知れぬが、朝夕、世界無比の海底戰鬪艇を目前に眺めつゝも、終には、此絶島の鬼とならねばならぬのである。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
一種絶島の燈台守です。
— 泉鏡花 『革鞄の怪』 青空文庫
作例 · 標準
彼は都会の喧騒から逃れるため、文明から遠く離れた太平洋の絶島で自給自足の生活を始めた。
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飛行機事故で無人となった絶島に漂着した生存者たちは、力を合わせて救援が来るのを待ち続けた。
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古地図にのみ記されたその絶島には、莫大な財宝が隠されているという伝説が古くから伝わっている。
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