御御
おごう異読 おご
名詞
標準
another's wife or daughter
文例 · 用例
これが主水之介の妹菊路でござる」「そちらが御妹御御意中の御小姓か」「と、まア、左様に若い者を前にして、あからさまなことは言わぬものじゃ。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
是は蓋し女御御治定に付き改めてこの御沙汰があつたもので、この時初めて御稽古申上げたものではあるまい。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
文中「嫁御御祝儀に有合候宮島楊枝進申候、薄物に候、これは乗韋と可被思召候」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
嫁御御祝儀に有合候宮島楊枝進申候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
上件ハ唯、大兄|計ニ内ニも御御申聞|被成候時ハ、猶幸の事ニ候。
— 慶応三年十月十八日 望月清平あて 『手紙』 青空文庫
前々から彼女の父の気性も聞いていましたし、そんなのが影響したのか、僕は途中でよほど引返して僕達の仲を説明し理解と協力をあおごうと思いましたが、余りにも自分のしたことの罪悪感にかられ、二度と彼女の父の顔を見る勇気が出なかったのです。
— 坂口安吾 『我が人生観』 青空文庫
彼は佐文の処女を奪ったことで「再び彼女の父の顔を見る勇気もないほど」でありながら、同時に、途中から引返して「僕達の仲を説明して理解と協力をあおごうと思った」と語っている。
— 坂口安吾 『我が人生観』 青空文庫
単に「説明して理解と協力をあおごう」と思っているだけだ。
— 坂口安吾 『我が人生観』 青空文庫
作例 · 標準
例句