季夏
きか
名詞頻度ランク #10291 · 青空 5 例
標準
end of summer
文例 · 用例
学習の二字が鳥のことに用いられた例は『礼記』に見えて、『礼記(月令)』季夏之月の条文に、「鷹即ち学習する」とあり、また人のことに学習の二字が用いられた例は、同じ『礼記(月令)』孟春の条文に、「この月や楽正(音楽を司る役人の長)に命じ、入って舞を学習させる」と見える。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
授業時間や冬季夏季の休暇は、今日と大差はなかった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
夏初ではなくて季夏の初であつただらう。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
発程の日は詳でないがその集に「乙巳季夏」とあるから六月下旬であろう。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
弘化二年の季夏星巌西帰の後、枕山湖山の二詩人は中秋の夜相携えて隅田川に例年の遊びを継いだ。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
しかもおまへはわがままに親しい人だと歌つてきかせる。
— 中原中也 『寒い夜の自我像』 青空文庫
ああ舟にのりて行かば、くるほしきなみの亂れもここちよく、ちのみごの夜びえする、あやしきこゑもきかであるべきに、ふるとせひとにかくれて、わがはぐくみしいろぐさのはや涸れぬとぞ、けふきけば薄葉に涙しをるる、よしゑやし、悲しきものはあだがたき、君ならなくに、はやも我が世をのがれいでばや。
— 萩原朔太郎 『浮名』 青空文庫
釜石よりの帰り宮沢賢治かぎりなく鳥はすだけどこゝろこそいとそゞろなれ竹行李小きをになひ雲しろき飯場を出でぬみちのべにしやが花さけばかうもりの柄こそわびしきかすかなる霧雨ふりて丘はたゞいちめんの青谷あひの細き棚田に積まれつゝ廐肥もぬれたり
— 宮沢賢治 『釜石よりの帰り』 青空文庫
作例 · 標準
季夏の厳しい日差しが和らぎ、夕暮れ時にはかすかに秋の気配を感じるようになった。
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「季夏の候、皆様いかがお過ごしでしょうか」と、残暑見舞いのハガキを書き始めた。
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季夏の夜、涼を求めて川べりを散歩していると、遠くで花火の音が聞こえてきた。
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標準
sixth month of the lunar calendar
作例 · 標準
旧暦の季夏にあたる六月は、梅雨明けとともに本格的な猛暑がやってくる時期だ。
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古典文学を読んでいると、季夏の蝉しぐれを詠んだ歌が随所に登場する。
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「季夏六月、水無月の祓え(はらえ)を済ませて、新たな季節を迎えましょう」
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