幻辞.com

初夏

しょか異読 はつなつ
名詞頻度ランク #13625 · 青空 1399
1
標準
early summer
文例 · 用例
われはつちを掘り、つちをもりて、日毎におんみの家畜を建設す、いま初夏きたり、主のみ足は金屬のごとく、薫風のいただきにありて輝やき、われの家畜は新緑の蔭に眠りて、ふしぎなる白日の夢を畫けり、ああしばし、ねがはくはこの湖しろきほとりに、わがにくしんをしてみだらなる遊戲をなさしめよ。
萩原朔太郎 初夏の祈祷 青空文庫
いま初夏きたる、野に山に、榮光榮光、榮光いんよくの主とその僕にあれ。
萩原朔太郎 初夏の祈祷 青空文庫
明け放された窓からは初夏の風がサカンに頬や帽子の鍔に吹きつけてゐた。
中原中也 我が生活 青空文庫
初夏の夜空の中に、電気広告の様々なのが、消えたり点つたりする下を、足を投げ出すやうな心持に、歩いてゆくことは、まるで亡命者のやうな私の心を慰める。
中原中也 我が生活 青空文庫
更衣野路の人はつかに白し 春着を脱いで夏の薄物にかえる更衣の頃は、新緑初夏の候であって、ロマンチックな旅情をそそる季節である。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
そうした初夏の野道に、遠く点々とした行路の人の姿を見るのは、とりわけ心の旅愁を呼びおこして、何かの縹渺たるあこがれを感じさせる。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
この句もやはり、そうした主観的郷愁の一咏嘆であるが、特に心の詩情を動かしやすく、ロマンチックで夢見がちな初夏の季節を、更衣の季題で捉えたところに、句の表現的意義が存するのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
伊香保のいちばんいい季節は、晩春四五月から、初夏の六七月へかけた時期である。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
作例 · 標準
初夏の花々が咲き始め、庭が華やかになってきた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
初夏の爽やかな風が心地よかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「週末は初夏らしい気候で、ピクニックに最適だった。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
2
標準
fourth month of the lunar calendar
作例 · 標準
旧暦の初夏にあたるこの時期は、まだ肌寒い日もある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
初夏(旧暦4月)には、田植えの準備が本格化する。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「暦の上では初夏だが、実際の気候はまだ春のようだ。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite