姦淫
かんいん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
adultery
文例 · 用例
柳放火、殺人、竊盜、夜行、姦淫、およびあらゆる兇行をして柳の樹下に行はしめよ。
— 萩原朔太郎 『蝶を夢む』 青空文庫
囈 語竊盜金魚強盜喇叭恐喝胡弓賭博ねこ詐欺更紗涜職|天鵞絨姦淫林檎傷害|雲雀殺人ちゆりつぷ墮胎陰影騷擾ゆき放火まるめろ誘拐かすてえら。
— 山村暮鳥 『聖三稜玻璃』 青空文庫
囈語竊盜金魚強盜喇叭恐喝胡弓賭博ねこ詐欺更紗涜職|天鵞絨姦淫林檎傷害|雲雀殺人ちゆりつぷ墮胎陰影騷擾ゆき放火まるめろ誘拐かすてえら。
— 山村暮鳥 『聖三稜玻璃』 青空文庫
お前は一方に崇高な告白をしながら、基督のいう意味に於て、正しく盗みをなし、姦淫をなし、人殺しをなし、偽りの祈祷をなしていたではないか。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
彼はその心に姦淫しつづけなければならないのだ。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
昔キリストは姦淫を犯せる少女を石にて搏たんとしたパリサイ人に対し、汝らのうち罪なき者まず彼女を石にて搏つべしと言ったことがある。
— 有島武郎 『二つの道』 青空文庫
」ふと悟空は、どういふわけかそんな気がして、無い心を叱るやうな気持ちで呟くと、頭布で顔を覆はれてゐる為か赤裸な大胆な気持が起きて、到底明るみでは考へることすら許されぬ様々な卑しい空想に思ふ様耽つて、舌など出したりした――殺人、掠奪、姦淫、こんな光景は第一番に浮んだ……。
— 牧野信一 『闘戦勝仏』 青空文庫
然れど我なんぢらに告げん、婦女を見て色情を起すは心すでに姦淫したる也。
— 原民喜 『焔』 青空文庫
作例 · 標準
旧約聖書のモーセの十戒には、「汝、姦淫するなかれ」という一節があり、不倫や不道徳な性交渉を厳格に禁じている。
明治憲法下の旧刑法では、既婚女性とその不倫相手は「姦淫の罪」に問われ、懲役刑に処されることがあった。
江戸時代において、武士の妻が密通を行い姦淫を働いたことが発覚した場合、当事者たちは死罪を免れないという過酷な掟が存在した。
「ああ、なんという不徳だろう。聖職者たる身でありながら、あのような破廉恥な姦淫にふけるとは!」と、村人たちは激しく憤った。
ウィキペディア
姦淫(かんいん)とは、性に関わる不道徳の事である。多くの宗教において、姦淫は罪悪とされる。姦淫の意味は宗教によって異なる。
出典: 姦淫 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0