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不凍

ふとう
名詞-の形容詞名詞
1
標準
ice-free
文例 · 用例
シベリアの各港を不凍港にして貰いたいというのだ。
――金博士シリーズ・9―― 地軸作戦 青空文庫
その時ふとうしろを見ますと、立派な一軒の西洋造りの家がありました。
宮沢賢治 注文の多い料理店 青空文庫
だから、いつも行動を決しかねる時に振ってみるサイコロが、会いに行くなと決めてくれたことが、ふとうれしかった。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
「好きだ」「ほな、やっぱし……」 思わず言って、君勇はふとうなだれたが、やがてきっと顔を上げると、「坊ン坊ン、あて坊ン坊ン好きどす」「…………」 鶴雄ははっとして君勇の顔を見た。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
」 と、思うと、ふとうしろ髪ひかれる想いだったが、しかし、もう宮子とこれ以上一つの部屋にいるのは、不潔だというより、むしろ怖かった。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
姉さんを身受けしたのは、あたしなんです」 笑いながら、しかし、弓子の声はふとうるんでいた。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
小田はふとうしろ姿を見送りながら、「あの青年もモデルにするつもりだったが、だめかな」 と、呟いた。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
「それが……」 と、道子はふとうなだれて、「――あたしにも判らないんです」「ふーん」 小沢にも無論判らなかった。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
作例 · 標準
寒冷地仕様の車には、ラジエーター内の冷却水が凍結しないよう不凍液が入れられている。
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ロシアにとって、一年中氷に閉ざされることのない不凍港の確保は古くからの国家的な悲願であった。
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この地域では冬になると気温が氷点下になるため、水道管には不凍帯を巻くなどの対策が必須だ。
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