斧頭
ふとう
名詞
標準
axe-head
文例 · 用例
その時ふとうしろを見ますと、立派な一軒の西洋造りの家がありました。
— 宮沢賢治 『注文の多い料理店』 青空文庫
だから、いつも行動を決しかねる時に振ってみるサイコロが、会いに行くなと決めてくれたことが、ふとうれしかった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
「好きだ」「ほな、やっぱし……」 思わず言って、君勇はふとうなだれたが、やがてきっと顔を上げると、「坊ン坊ン、あて坊ン坊ン好きどす」「…………」 鶴雄ははっとして君勇の顔を見た。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
」 と、思うと、ふとうしろ髪ひかれる想いだったが、しかし、もう宮子とこれ以上一つの部屋にいるのは、不潔だというより、むしろ怖かった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
姉さんを身受けしたのは、あたしなんです」 笑いながら、しかし、弓子の声はふとうるんでいた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
小田はふとうしろ姿を見送りながら、「あの青年もモデルにするつもりだったが、だめかな」 と、呟いた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
「それが……」 と、道子はふとうなだれて、「――あたしにも判らないんです」「ふーん」 小沢にも無論判らなかった。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
何れにしても、冴子は昨夜の、ふとうらがれた大部屋女優の感じはなかった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
作例 · 標準
薪割りをしていたら、柄から斧頭がすっぽ抜けて飛んでいき、あわや大惨事になるところだった。
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遺跡から発掘された石器を調べると、それは明らかに木を伐採するために使われた斧頭だった。
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鍛冶屋の職人は真っ赤に焼けた鉄の塊をハンマーで叩き、見事な形の斧頭を作り上げた。
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