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木像

もくぞう
名詞
1
標準
wooden statue
文例 · 用例
まどろむこと一瞬間、焚火も全く消えた、一個の逞ましい木像と、一個の冷たい大理石像と、小舎の中に横わる、一は依然として動かないのに、一は蠢めいて待つものあり。
小島烏水 奥常念岳の絶巓に立つ記 青空文庫
それは一休の持ったという鉄鉢と、頓阿弥の作ったという人丸の木像であった。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
時に出口の板戸を背にして、木像のごとく突立ちたるまま両手を衣兜にぬくめつつ、身動きもせで煙草をのみたるかの真黒なる人物は、靴音高く歩を転じて、渠等を室外に出しやりたり。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
堂の書附には故将堂とあり、大さ纔に二間四方許の小堂なり、本尊だに右の如くなれば、此小堂の破損はいふ迄もなし、やう/\に縁にあがり見るに、内に仏とてもなく、唯婦人の甲胄して長刀を持ちたる木像二つを安置せり。
泉鏡太郎 甲冑堂 青空文庫
これ、佐藤次信忠信兄弟の妻、二人都にて討死せしのち、其の母の泣悲しむがいとしさに、我が夫の姿をまなび、老ひたる人を慰めたる、優しき心をあはれがりて時の人木像に彫みしものなりといふ。
泉鏡太郎 甲冑堂 青空文庫
たゞ南谿が記したる姉妹の此の木像のみ、外ヶ|浜の砂漠の中にも緑水のあたり花菖蒲、色のしたゝるを覚ゆる事、巴、山吹の其にも優れり。
泉鏡太郎 甲冑堂 青空文庫
知らず、此の方は或は画像などにて、南谿が目のあたり見て写し置ける木像とは違へるならむか。
泉鏡太郎 甲冑堂 青空文庫
造次の間八田巡査は、木像のごとく突っ立ちぬ。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
作例 · 標準
寺院の奥に安置されている木像は、国の重要文化財に指定されている。
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博物館の展示室で、等身大の木像の精巧な彫刻技術をじっくりと観察した。
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その土地の伝説に基づいた木像が、村の入り口に守り神として立っている。
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