石像
せきぞう
名詞頻度ランク #32766 · 青空 329 例
標準
stone statue
文例 · 用例
まどろむこと一瞬間、焚火も全く消えた、一個の逞ましい木像と、一個の冷たい大理石像と、小舎の中に横わる、一は依然として動かないのに、一は蠢めいて待つものあり。
— 小島烏水 『奥常念岳の絶巓に立つ記』 青空文庫
ローマやナポリでアフロディテの大理石像の観照に耽った時とまるで同じような気持である。
— 九鬼周造 『祇園の枝垂桜』 青空文庫
部屋は大理石像の一群に囲まれて、ロダンさんは秘書のマハセル・チレル公爵夫人と、何かお仕事をしていらっしゃいましたが、その公爵夫人が部屋からお去りになるとロダンさんは壮年のような若々しさを以て、妾の小さい肉体を、あの頑健な腕で抱えて、喜悦をお伝えになったのです。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
壮といわんか美といわんか惨といわんか、僕らは黙ったまま一|言も出さないでしばらく石像のように立っていた。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
うつくしき人は寂として石像のごとく静なる鳩尾のしたよりしてやがて半身をひたし尽しぬ。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
先生の一番目の嬢さんがまだ子供の時分この半身像にすっかりラヴしてしまって、おとうさんの椅子を踏み台にしては石像に接吻したそうです。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
その麦畑の畦に、ところどころに鄙びた基督の磔刑の石像が立っていまして、それに士地の農夫達の手作りの花環などが供えられてあります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
このくらいまでは、まず騒ぎだけで済んで来ましたが、今度は、石像がいま眼の前で動くか動かないかで、占いをすることが流行り出しました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
公園の中央には、平和を象徴する巨大な石像が立っていた。
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観光客たちは、長い年月を経て風化した古い石像を熱心に撮影していた。
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「見て!この石像、今にも動き出しそうなほどリアルだね!」
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