嶺上
れいじょう
名詞
標準
mountain top
文例 · 用例
それにさすがは文學の國支那の遊びで、役の名に清一色とか、國士無雙とか、海底撈月とか、嶺上開花とか、四喜臨門とかいふやうな如何にも詩味のある字句を使つてあるのも面白い。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
道の右は山を※りて長壁と成し、石幽に蘚碧うして、幾条とも白糸を乱し懸けたる細瀑小瀑の珊々として濺げるは、嶺上の松の調も、定てこの緒よりやと見捨て難し。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
『琅邪代酔篇』三八に、〈横州猿を捕えて入貢す、故に打ち捕るを事とするは皆南郷の人、旬日村老一人来り告ぐ、三百余人合囲して一小黒猿を独嶺上に得、もし二百人を益し、ことごとく嶺木を伐らば、すなわち猿を獲べしと、その請のごとくす、三日の後一猿を舁ぎて至る〉。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
嶺上牌を一寸みたり、上家がすてない先の場牌を摸して、自分がとらないときには、例えばその七筒が誰のところへ入ったなどを覚える。
— 海野十三 『麻雀インチキ物語』 青空文庫
池底紅鯉睡 池底 紅鯉眠り、嶺上白雲滋 嶺上白雲滋し。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
それが、時には雷を鳴らし電光を発し、大氷嶺上で時ならぬ噴火のさまを呈する――その怪雲は明らかに不可解だ。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
大菩薩嶺上の大パノラマ。
— 中里介山 『山道』 青空文庫
吾人は読んでここに至るごとにあたかも木曽山中の旅客が、尺幅の天を眺め、寂々たる一※千巌万壑のうちを蹈破し、初めて碓氷嶺上に至り、茫々たる八州の平原を望むがごとく、実にその快活を感ぜずんばあらず。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
作例 · 標準
嶺上に立つと、眼下には壮大な雲海が広がっていた。
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彼らは何時間もかけて、ついに目的の山の嶺上に到達した。
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冬の嶺上は、厳しい寒さと強風に晒される。
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