衝
しょう
名詞頻度ランク #42405 · 青空 980 例
標準
important point (e.g. on a route)
文例 · 用例
文部省の、その衝に当つた役人は、事務よりも先づ主観を述べられた。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
そしてその暗い色と蒼白い色との衝突が、彼の詩の魅力と異様性とをなす所のものである。
— 中原中也 『トリスタン・コルビエールを紹介す』 青空文庫
別に面倒なことを避けようといふのではない、避けたいことはいつ何時だつて避けたいのだが、而も事に面前すれば、どうせ理想家の私のこと、どうせへとへとになるまでは打つ衝かることは知れたことだが、まあなんとしても、その時は額に重い力を感じた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
先生は、昨年の春、同じ学部の若い教授と意見の衝突があって、忍ぶべからざる侮辱を受けたとかの理由を以て大学の講壇から去り、いまは牛込の御自宅で、それこそ晴耕雨読とでもいうべき悠々自適の生活をなさっているのだ。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
ぎりぎりのところまでは、気まずい衝突を避けるのである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
彼の肘の前にある灰皿の中の、喫ひ終つたばかりの喫殻から登る紫色の煙と、他の古い喫殻にそれが燃え移つて出る茶褐色の毒々しい煙とが、やゝもすれば彼の顔に打つ衝かつたが、そんなことには元来頓着ない彼であつた。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
然るに彼も亦神の手になれるもの、常に理想の方向へとのみ盲目なれど強き力もつ衝動と共に生く。
— 中原中也 『地上組織』 青空文庫
多分彼は彼女に対する衝動を感じてゐたのであらう。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
作例 · 標準
その町は交通の衝として古くから栄え、街道を行き交う旅人で賑わっていた。
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この戦略的要衝を確保することが、戦局を左右する鍵となる。
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彼は国境近くの要衝に配置され、不審な動きがないか厳重に監視していた。
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標準
important role (responsibility, etc.)
作例 · 標準
彼は新プロジェクトのリーダーという衝に就き、重責に身が引き締まる思いだった。
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「君のような適任者にこの衝を任せたい」と、社長から直接依頼を受けた。
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彼女は外交交渉の衝を担い、粘り強い姿勢で合意を取り付けた。
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標準
opposition
作例 · 標準
土星が衝を迎えたため、一晩中天体望遠鏡で美しい環を観察することができた。
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木星が衝の時期は、地球からの距離が最も近くなり、観測の絶好のチャンスだ。
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天文学の講義で、外惑星が衝の位置にあるときの見え方について解説した。
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