賊心
ぞくしん
名詞
標準
malicious intent
文例 · 用例
人は知らず、この温泉の口の奥は驚くべき秘密を有して、滝太郎が富山において、随処その病的の賊心を恣にした盗品を順序よく並べてある。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
或は今日にても、狂愚者にして其言、往々乘輿に觸るゝ者ある由、傳聞したれども、是れとても眞に賊心あるものとは思はれず。
— 福沢諭吉 『帝室論』 青空文庫
ところが、それが、目の前に、投弓の家にころがっていたものですから、若干の草鞋銭なんぞは辞退しても、これをかっさらって行こうという賊心に駆られたのも、また無理のないところがありましょう。
— 白雲の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
ただ彼らは賊心を抑える自制に弱く、反骨の方はやたらにありすぎる。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
目的の娘が、切支丹屋敷へかくれたまで見届けたなら、何も、危険を冒して、こんな尾州家の奥深い殿中まで、忍んで来る必要がないように考えられるのは、善良人の思いそうなところで、盗賊心理はまた別であります。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
作例 · 標準
反乱を企てる兵士たちの心には、もはや賊心しか残っていなかった。
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彼は、賊心を抱く部下たちの動向を密かに監視していた。
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王は、家臣の中に賊心を持つ者がいないか、常に警戒していた。
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標準
rebellious mind
作例 · 標準
明治維新後、政府は国家神道を推進し、俗神道は軽視される傾向にあった。
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この地域では、特定の自然物を崇拝する俗神道が今も根強く残っている。
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彼の研究テーマは、近代における俗神道の変遷であった。
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