舌禍
ぜっか
名詞
標準
careless remark
文例 · 用例
ところが、『週刊朝日』に上岡龍太郎が連載していた「こりくつ舌禍帖」で仕入れた小ネタによると、オレが敬愛して止まないこの枝雀が現在の枝雀その人となるに至った道のりは、平坦ではなかったらしい。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
半沢玉城君は舌禍事件で謹愼中だ。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
荷物になることもその一つの理由であるが、それよりもどこで舌禍にかかり、これを取調べられるかも知れないからだ。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
」○ 本章の後段の意味を「舌禍をさけるための用心」と解する説があるが、それでは、孔子に気の毒である。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
そこへ、たまたま朝倉先生の五・一五事件批判の舌禍事件が発生し、つづいて教職辞任となり、そのことで二人の間に二三回手紙をやり取りしている間に、どちらも願ったり叶ったりで、朝倉先生が青年塾に専念する約束が成立した。
— 第五部 『次郎物語』 青空文庫
エノケンの有楽座は、エノケンの舌禍(日の出の座談会記事)で、嘉納健治氏の怒りを買ひ、昨夜開演が二時間延びるといふさわぎありし由。
— 昭和十五年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
舌禍を引き起こす意図はなかった。
— The Island of Shadows 『幽霊島』 青空文庫
それがどんな怨霊かは分らないが、襲ッてくることだけはたしかだよ」 というふうに、時もわすれ、舌禍の難も知らぬげに、残暑の蠅を、蠅叩きで、叩きながら、藤原氏の華奢我欲をののしり出すのである。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
作例 · 標準
彼の失言が舌禍となって、大きな騒動に発展した。
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政治家の舌禍は、しばしばメディアの格好の餌食となる。
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うっかり口にした一言が舌禍となり、友情に亀裂が入ってしまった。
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