伐る
きる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #6462 · 青空 905 例
標準
to cut down (e.g. trees)
文例 · 用例
農民は、一本の樹も、一本の枝も伐ることが出来なかった。
— 黒島伝治 『名勝地帯』 青空文庫
実際、百姓は、眼のさきに森林がありながら、そこの樹を伐ることさえ出来なくッて薪を買わなければならなかった。
— 黒島伝治 『名勝地帯』 青空文庫
林を伐るときはね、よく一年中の強い風向を考えてその風下の方からだんだん伐って行くんだよ。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
・うれしいたよりもかなしいたよりも春の雪ふる・けふも木を伐る音がしづかな山のいろ 三月十七日晴、風、春だ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
譬えば大樹を伐るに、先ず附枝を剪るが如し、親藩既に滅びなば、朝廷孤立し、奸臣志を得んには、社稷危からん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
老爺は重い斧を揮つて森の木を伐る。
— 石川啄木 『散文詩』 青空文庫
山さ書物持って来て……汝あ伐る分ぐれぇ、父が伐っから、汝あな一生懸命に勉強しろ。
— 佐左木俊郎 『緑の芽』 青空文庫
さて一町村に一社と指定さるる神社とては、なるべく郡役所、町村役場に接近せる社、もしくは伐るべき樹木少なき神社を選定せるものにて、由緒も地勢も民情も信仰も一切問わず、玉石混淆、人心恐々たり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫