剪る
きる
動詞-五段-ラ行頻度ランク #6462 · 青空 213 例
標準
to cut
文例 · 用例
譬えば大樹を伐るに、先ず附枝を剪るが如し、親藩既に滅びなば、朝廷孤立し、奸臣志を得んには、社稷危からん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
腸の無用の長さの如きも、吾人が爪を剪るが如く容易に短く爲し得るならば、或は之を短縮せんことを敢てするであらう。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
校則には、髪の毛の長さは定められていないのだから、ぜったいに剪るつもりはない。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
早起、花を剪る、車百合は床の壺に、夾竹桃は仏前に。
— 昭和十三年 『旅日記』 青空文庫
梅花の美しさを述べた後「一枝を伐らば一指を剪るべし。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
鍛えが宜しいから、ジョキリと一鋏で剪れるが、下手な人のこしらえた鋏で剪ると、バラ/\に先が散ばって幾度こいても揃いませんから、また剪ると額の処へ細かい毛がはら/\落ちて、余りぞっと致しません。
— 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) 『粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)』 青空文庫
「姉さん、ランプの心を剪る鋏はどこにあるんですか」と云ふ小六の聲がする。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
人間だって、平気で爪を剪るじゃないか」「人間はそうだが馬だぜ、君」「馬だって、人間だって爪に変りはないやね。
— 夏目漱石 『二百十日』 青空文庫