鑽る
きる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #6462 · 青空 10 例
標準
to start a fire (with wood-wood friction or by striking metal against stone)
文例 · 用例
燧で火を鑽るということは大昔からで、なんぼ何でも是くらいは原始文化であろうと、思っている人も有るか知らぬが、それも推量はちがっている。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
而も、問題は、自力の尽きる所からが他力の境地であつて、その境地でしか点睛は描けぬといふことなのだ。
— 中原中也 『詩壇への願ひ』 青空文庫
“〔L'art, mes enfents, d'e^tre en soi-meme!〕”(生きるとは、自我を愛することである!
— 中原中也 『詩論』 青空文庫
昼間は落付かないし、出掛けてもさして面白くないので、私には朝早く起きることは大変時間の損失なのだ。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
そして私共は、既にかうした青春時代の花やかな、とはいへいくぶん狂気じみた創造の夢を過去に微笑して観ることさへもできる。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
人はよく生きるためには、絶えず高潔な感情を求めて、現実の生活そのものを充実した美しさの上に、がつしりと、しかも肉体的に築きあげねばならないと言ふのは、彼の叙情詩の凡てが語る所の哲学である。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
毎日経よむと墓を弔いするで、よろこぶの生きるです』『あなた、ほかの世、坊さんと生れて下さい』『ああ、私願うです』 人間よりも、虫や鳥の方が幸福だと言ったヘルンは、人生について、悲哀の外の何物をも知らなかった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
自分のやうな書生流儀で、どうもこの人と交際ができるかどうか。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫