薪
まき異読 たきぎ
名詞多音語頻度ランク #14780 · 青空 2268 例
標準
piece(s) of firewood (esp. chopped or split from logs)
文例 · 用例
蔦かずらの這う古く懐かしい家の中で、薪の燃えるストーヴの火を囲みながら、老幼男女の一家族が、祖先の画像を映す洋燈の下で、むつまじく語り合うことを言うのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
あまりにも腕前の差がひどかつたならば、その時には臥薪嘗膽、鞍馬山にでもはひつて一心に劍術の修行をする事だ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
なお登ると、二合二勺の室には水まで汲み込んだ樽が置いてあり、竈の側には、薪が三把ほど転がっている、防寒具を整えて来なかったが、これで焚火に事欠かないと解って、仮令天候が悪くっても、泊る宿があるという気強さが、頓に胸に溢れて来る。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
内では天井に大煙突の抜けているストーヴでどんどん薪をくべていました。
— 岡本かの子 『雪の日』 青空文庫
かがり火は、薪木の性と見え、時折、ぷちぱちと撥ね、不平そうに火勢をよじりうねらすが、寂莫たる天地は何の攪き乱さるる様子もなく、天地創ってこのかた、たそがれちょうものの待つ、それは眠るにも非ず覚めたるにも非ざる中間に於て悠久なるものを情緒に於て捉えようとするかれ持前の思惟の仕方を続けている。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
西側の山路から、がさがさ笹にさわる音がして、薪をつけた馬を引いて頬冠の男が出て来た。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
薪を節約して、囲爐裏も焚かずに夜なべをしながら、おしかは夫の為吉をなじった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
使い慣れた古道具や、襤褸や、貯えてあった薪などを、親戚や近所の者達に思い切りよくやってしまった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
作例 · 標準
キャンプファイヤーのために、たくさんの薪を集めた。
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冬の暖炉には薪が欠かせない。
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庭に積んである薪は、すっかり乾燥して燃えやすくなっていた。
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標準
kindling (twigs, branches, etc.)
作例 · 標準
焚き付けに使う細い薪がすぐに燃え上がった。
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暖炉の火を熾すために、小枝や乾いた葉を薪として使った。
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キャンプでは、火を起こすための薪をまず探すのが基本だ。
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ウィキペディア
薪(まき、たきぎ)とは、木および枝を伐採し、一定の長さで固形燃料としたものを指す。木質燃料の一種である。薪と炭(特に木炭)とを合わせて薪炭 と呼ぶ。
出典: 薪 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0