過褒
かほう
名詞
標準
excessive praise
文例 · 用例
それはほんとに過褒ではない。
— 長谷川時雨 『大橋須磨子』 青空文庫
と申して居るが、必ずしも溢美過褒といへぬ。
— 桑原隲蔵 『東漢の班超』 青空文庫
たしかに六甲以上であって、東洋一と呼ばれているのも恐らくは過褒ではあるまい。
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
澄江の言葉が過褒にとれたからであらうが、玄二郎は幾分赧らみながら、併し微笑して答へた。
— 坂口安吾 『姦淫に寄す』 青空文庫
それらの人たちはことごとく、前述のこの人への私の言葉の過褒にあらざることを、即座に首肯してくれるだろう。
— 正岡容 『随筆 寄席風俗』 青空文庫
奎堂 いえ、それは過褒と申すもの――。
— 林不忘 『稲生播磨守』 青空文庫
一見してこの品は、気宇に於て大きく、調子は高く、技巧は自然であり、それを価値づけて窮極の処まで行けば、実にこうした品類中の王者と言っても過褒ではないと思う。
— 北大路魯山人 『古器観道楽』 青空文庫
朝の山道櫻間中庸朝ぎり 流れる山のみちほのぼの――草つぱ ふんで足のつゆしつとり――蝶々は ねてるねむの葉にひつそり――匂ふよ ほうら栗のはなほんのり――ほういと呼んでる誰だろかほうい と――きりに吸はれて細いこゑほうい と――
— 櫻間中庸 『朝の山道』 青空文庫
作例 · 標準
私のような新人にこれほどの評価をいただくのは、いささか過褒に過ぎます。
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周囲の過褒によって彼が自惚れてしまわないか、少し心配だ。
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「いやあ、そんなに褒められると、過褒すぎて逆に恐縮しちゃうよ。」
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上司の言葉を過褒と受け止め、気を引き締めて次の仕事に取り組む。
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