嘉保
かほう
名詞
標準
Kahō era (1094.12.15-1096.12.17)
文例 · 用例
それは、嘉保二年の事であるが、美濃守源|義綱という男が、叡山の僧であった円応を殺した事件があった。
— 第一巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
朝の山道櫻間中庸朝ぎり 流れる山のみちほのぼの――草つぱ ふんで足のつゆしつとり――蝶々は ねてるねむの葉にひつそり――匂ふよ ほうら栗のはなほんのり――ほういと呼んでる誰だろかほうい と――きりに吸はれて細いこゑほうい と――
— 櫻間中庸 『朝の山道』 青空文庫
いつ見ても来た時と同じ様な色どりの四方を眺めてゐると何だかほうとして日のうつるのが、もどかしくなつて来ます。
— 折口春洋 『島の便り』 青空文庫
なんかほうつたのか?
— 三好十郎 『捨吉』 青空文庫
そしてまた、太い猪首をうごかし、脂ぎった赤ら顔から、眼をうごかすとき、火傷かほうその痕か、片方の瞼の肉がひッ吊れて、眉が半分欠けているのが、ひどく人に獰猛な圧迫感を与えるのでもあった。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
以後はどうかほうっておいて欲しい」 と、落涙して云った。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
嘉保の時代、白河上皇による院政が本格的に確立されていった。
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この仏像の光背には、嘉保二年の銘がはっきりと刻まれている。
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嘉保への改元は、地震や疫病などの災異を払拭するために行われた。
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「へえ、この古文書は嘉保年間に書かれたものなんだね。」
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