古城
こじょう
名詞頻度ランク #30616 · 青空 308 例
標準
old castle
文例 · 用例
灘山の端を月はなれて雲の海に光を包めば、古城市はさながら乾ける墓原のごとし。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
紀州は同じく紀州なり、町のものよりは佐伯附属の品とし視らるること前のごとく、墓より脱け出でし人のようにこの古城市の夜半にさまようこと前のごとし。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
古城子の露天掘りだ!
— 黒島伝治 『防備隊』 青空文庫
名高い古城の片すみには昔の刑具を陳列した塔があります。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
翌日はレエゲンシタインの古城を見に行った。
— 寺田寅彦 『異郷』 青空文庫
ニュールンベルグの古城で、そこに収集された昔の物すごい刑具の類を見物した事がある。
— 寺田寅彦 『案内者』 青空文庫
当時の自分のこの「油絵」の貧しいコレクションの中には「シヨンの古城」があった。
— 寺田寅彦 『青衣童女像』 青空文庫
崖端のロマネスクの休亭は古城塞のように視覚から遠ざかって、これ一つ周囲と調子外れに堅いものに見えた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
作例 · 標準
夕闇に浮かび上がる古城のシルエットは、どこか哀愁を帯びていて美しい。
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「この街のシンボルである古城は、数百年もの間、戦火を逃れて建ち続けているんだ。」
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古城の石垣の隙間から、名もなき野花が力強く芽吹いていた。
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