幻辞.com

心耳

しんじ異読 しんに
名詞
1
標準
mind and ears
文例 · 用例
……こういうふうに全編を通じて見て行っても芭蕉と野坡の「音色」の著しいちがいはどこまでも截然と読者の心耳に響いて明瞭に聞き分けられるであろう。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
湖心に櫓の音を聞くばかり、心耳自から清んだ、と思ふ。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
かの室にて、日毎に心耳を澄まして聞くをえしヴアイオリンは、この新居にても亦聞きえざるにあらず。
石川啄木 閑天地 青空文庫
われはサンタの艶色を憶ひ起して、心目にその燃ゆる如き目なざしを見心耳にその渇せる如き聲音を聞き、我と我を嘲り我と我を卑めり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
ペッチグリウ博士続けていわく、予かつて高等哺乳動物の心室と心耳の動作を精測したき事あって一疋の猴の躯を嚢に入れてひっ掻かるるを防ぎ、これにクロロホルムを施すに猴あたかも予の目的を洞察せるごとく、悲しみ気遣いながら抵抗せず、予の為す任に順いしは転た予をして惻隠の情に堪えざらしめた。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
こう云う所まで来て見ると聖書から嘗て得た感動は波の遠音のように絶えず私の心耳を打って居ます。
有島武郎 『聖書』の権威 青空文庫
心耳をすませばこそ、声なき声が聞こえるのです。
高神覚昇 般若心経講義 青空文庫
どういふ拍子か、道に迷つて、前日定めて置いた塲所が見えるところへ來なかつたが、同じ谷の分れで、高い絶壁の上に、さかさまなりにくねつて出て居る松の枝があつたので、それを渡つて、今や身は幾仭の空中に氣魂を奪はれようとしたとたんに、幽かに僕の心耳に響く聲があつた。
岩野泡鳴 神秘的半獸主義 青空文庫
作例 · 標準
彼女は心耳聡明で、周囲の些細な変化にもすぐに気づく。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の心耳は研ぎ澄まされており、人の本心を見抜く力がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
指導者は、人々の心耳を傾けて、その声に耳を傾けるべきだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
2
標準
auricle (of the atrium)
作例 · 標準
心臓の解剖図を見ると、心房の一部である心耳がよく分かる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
心耳は、心房に付属する耳たぶ状の構造をしている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
心耳の機能については、まだ不明な点も多い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
3
標準
atrium
作例 · 標準
右心房と左心房には、それぞれ心耳と呼ばれる部分が存在する。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
心耳の内部は、心房壁よりも複雑な構造をしている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
心耳は、心房の容積を増やす働きも担っていると考えられている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash