大部
たいぶ異読 だいぶ
名詞-の形容詞頻度ランク #38319 · 青空 277 例
標準
lengthy (of a book, etc.)
文例 · 用例
大変元気で粗忽が自慢でもある、甚だ罪のない男がその夜の進行係をやつてゐて、一人で大声で喋舌つてゐたが、大部分の者は聴いてもゐなかつた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
ところでさういふ声をよく聴き分けてみると、何事でもない場合が大部分である。
— 中原中也 『文学に関係のない文学者』 青空文庫
結局僕一人が引越の手伝ひ人であり、その弱々しい、事実またちよく/\大病を患ふその叔母と僕との二人だけが引越万端のことをするのだとすると、まづまづ僕一人が大部分のことをしなければならない。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
私たち不勉強の学生たちを気の毒に思い、彼の知識の全部を公開する事は慎しみ、わずかに十分の三、あるいは四、五、六くらいのところまで開陳して、あとの大部分の知識は胸中深く蔵して在るつもりでいたのだろうけれども、それでも、どうも、周囲の学生たちは閉口した。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
乃ち、東洋芸術の大部が一色であり、雑多あつて多様なき所以である。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
名辞以後、名辞と名辞の交渉の範囲にだけ大部分の生活があり、名辞の内包、即ちやがて新しき名辞とならんものが著しく貧弱である。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
ローマ字論者や假名文字論者の大部分は、かうしたフレーズに於ける「は」を、HA と書かないで WA もしくは「わ」と書くのが常である。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
温泉場や避暑地の興味に於ける大部分は、一種のロマンチツクな夢幻的情趣――山巒の奥深く美しい生活の夢を捉へるといふやうな、言はば山間都市に対する蜃気楼的な幻想――にある。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
作例 · 標準
この小説はかなりの大部なので、長い休暇の読書にぴったりです。
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私は、広範なデータ分析を必要とする大部の研究論文に取り組んでいます。
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その参考書は、大部の書物ですが、主題を理解する上で非常に貴重です。
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標準
most (e.g. most part)
作例 · 標準
参加者の大部は、その提案に同意しました。
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聴衆の大部は、公演後に拍手を送りました。
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作業の大部は完了し、残りはわずかな細かなタスクのみです。
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