分量
ぶんりょう
名詞頻度ランク #13624 · 青空 1088 例
標準
amount
文例 · 用例
いつそ嬰児時代のことなぞ省いてしまはうかと思ふのだが、何分自分の事といふものは、何から何までいとしいもので、笑はれるとは知りつゝも、まづまづ右の分量くらゐは省きも出来ない、――然しま、あんまりお笑ひ下さるな。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
間の岳の峰から、北岳まで尾根が繋がっていることは、ここで初めて確かめられた、我が三角測量標の下には、窪地があって、そこには雪田が白く塊まっている、一丁ほども歩いたかと思うと、また雪田がある、築土の塀の蔭に、消え残った春の雪のようだが、分量は遥かに多い。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
日本の山岳は、日本アルプスあたりでは、大洋より来る湿気を含める風が当って、降雪量は充分であるが、融ける分量の方が積る分量より多いのであるから、氷河という現象を作らない。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
蚊帳が幾分でも空気の疎通を妨げるとすれば二、三人も狭い蚊帳に寝ていれば炭酸瓦斯の分量も外よりは多くなるかも知れぬ。
— 寺田寅彦 『蚊帳の研究』 青空文庫
嫌だなと思うほど、女を撃ち融かす分量のものをもっている。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
苦労もほどほどの分量にゃ持ち合せているもんだよ」 それから二三日経って、老妓は柚木を外出に誘った。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
分量を少なく、出来るだけ簡易平明にして、しかも主要な急所を洩れなく、また実に適切な例を使って説明するという行き方であり、また如何なる教科書とも類を異にしたオリジナルなものであったという事は同君の講義を聞いた高弟達の異口同音の証言によって明らかである。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
それが内容の如何と云ふことでなく、技巧の上手下手と云ふことでもなくて、既成創作が含める生命の分量如何に就て、必ず著しい物足らなさを気づいて来るに違ひ無いと思ふのである。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
作例 · 標準
カレーのルウに対する水の分量を間違えてしまい、スープのようにシャバシャバになった。
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新薬の臨床試験では、被験者に投与する有効成分の分量が厳密に管理されています。
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毎日決められた分量のドッグフードを与えているおかげで、愛犬は適正体重を保っている。
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標準
measuring
作例 · 標準
ケーキ作りにおいて、砂糖や小麦粉の正確な分量計りは失敗しないための重要なステップだ。
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職人の勘に頼っていた調味料の分量をマニュアル化し、誰でも同じ味を出せるようにした。
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薬剤師は処方箋を見ながら、粉薬を電子天秤で慎重に分量して包み紙に分けていった。
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