大冊
たいさつ
名詞
標準
large or bulky book or volume
文例 · 用例
初編だけ刊行されたが八百頁の大冊である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
堂々七百頁ちかくの大冊である。
— 太宰治 『盲人独笑』 青空文庫
それで先ず寄贈された大冊子の冒頭にある緒言だけを取り敢ず通覧した。
— 夏目漱石 『マードック先生の『日本歴史』』 青空文庫
棊の由つて来ること是の如く久しきを以て、若し棊に関するの文献を索めんには、厖然たる大冊を為すべし。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
尤も、その時はこんなに大冊の三部歌集にならうとは思ひもかけてゐなかつた。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
四六版アンカト、五二五頁、部厚で重く、兎も角尨然たる大冊となつた。
— 北原白秋 『文庫版『雀の卵』覚書』 青空文庫
」とホームズは大冊を伏せ、「結社の突然の解体とオープンショウが書類を持ってアメリカから消えた年とが一致する。
— THE FIVE ORANGE PIPS 『橙の種五粒』 青空文庫
先ずその人は、大冊十六巻からなるその作品の量を見て、このバルザックという人はよくもこれだけ書けたものだと一驚しながら、手当り次第に、その一冊をとりあげ、疑いぶかそうな様子で、どこかの頁をあける。
— 宮本百合子 『バルザックに対する評価』 青空文庫
作例 · 標準
図書館で、古代の歴史に関する大冊を見つけた。
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この事典は全20巻の大冊で、一家に一冊は欲しいものだ。
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彼の研究成果は、大冊の専門書として出版された。
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