書家
しょか
名詞
標準
calligrapher
文例 · 用例
頭は良くないが読書家で、読書以外の時間は常に気を揉んでゐなければ済まない男であつた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
歴史家も日本人なら、この投書家も日本人である。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫
これは多くの読書家に通有な事であるが、これも一種の骨董趣味と名づけ得られない事はない。
— 寺田寅彦 『科学上の骨董趣味と温故知新』 青空文庫
本当の意味の書家が例えば十の字を書く時に始め一を左から右へ引き通す際に後から来る※の事など考えるだろうか、それを考えれば書の魂は抜けはしまいか。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
しかしそれが、地方雜誌のスレからした投書家などにありがちな、野卑な厭味とキザとで芬々たる臭氣を放つてゐた。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
もちろん君は、依然として粗野であり、依然として垢ぬけない田舍の投書家臭味をもつてゐた。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
かの国の有名な画廊にある名画の複製や、アラビアンナイトとデカメロンの豪華版や、愛書家の涎を流しそうな、芸術のための芸術と思われる書物が並んでいて、これにはちょっと意外な感じもした。
— 寺田寅彦 『火事教育』 青空文庫
この異彩ある珍書は著者、解説者、装幀意匠者、製紙工、染織工、印刷工、製本工の共同制作によってできあがった一つの総合芸術品としても愛書家の秘蔵に値するものであろう。
— 寺田寅彦 『小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」』 青空文庫
作例 · 標準
その書家が書いた墨跡は、力強くも繊細だった。
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彼は一流の書家を目指して、日々筆の練習に励んでいる。
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「あの書家の作品は、独特の個性が光っている。」
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ウィキペディア
書家(しょか)は、書における高度な技術と教養を持った専門家のこと。日本では書人ともいい、近年、異称であるが書道家ともいわれるようになった。中国語では、書法家(繁体字)という。独自の感性で墨文字アート、墨象画を手掛けている書き手は、書家とは異なる。
出典: 書家 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0