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碁笥

ごけ
名詞
1
標準
goke
文例 · 用例
彼は客と石の吟味をした後に、己の石を碁笥に入れて盤の上に置いた。
田中貢太郎 八人みさきの話 青空文庫
「私とあなたとは、どうも互角のようだ、私が先で往こう」 僧は主翁の出した碁笥に手をやった。
田中貢太郎 竈の中の顔 青空文庫
碁好きの墓に台石を碁盤に拵へ、碁笥を花立に見立てたのや、酒飲みの墓を徳利形や、酒樽形に刻んだのもあつた。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
庄吉は二目まで打込まれてゐたことを忘れず黒石を二つ並べたが、太平はしばらくその石を見つめてゐたのち、とりあげて庄吉の碁笥の中へ投げ入れた。
坂口安吾 外套と青空 青空文庫
けれども東雲はいよいよ熱くなって、「どうぞ、もう一石」 東雲は、兵馬の心持も知らないで戦いを挑むから、兵馬も詮方なしに、「今度は負ける」 やむを得ず、碁笥の蓋を取りました。
黒業白業の巻 大菩薩峠 青空文庫
黙ったまま碁笥をとった泰軒は、やにわにそれを荒々しく振り立てた。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
泰軒はにっこりして静かに碁笥を下に置いた。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
私は大抵一局で碁笥をとじる。
中勘助 独り碁 青空文庫
作例 · 標準
彼は大切そうに黒と白の石を碁笥に戻した。
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この碁笥は、職人が一つ一つ手作りしたものだ。
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碁笥の蓋を裏返して、そこに碁石を置く。
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