志学
しがく
名詞
標準
age 15
文例 · 用例
人はそれぞれその一生に志学の年、而立の年、不惑の年、知命の年、耳順の年等を持つと考えられる。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
もちろん、資本主義の隆昌と時の国運が醸成したものにはちがいないが、純粋な志学青年も、芸術家の生涯を夢む若人も、みな惨憺たる思いを越えて、東京へあこがれ出たものだった。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
神職 秘しがくしに秘め置くべき、この呪詛の形代を(藁人形を示す)言わば軽々しう身につけおったは――別に、恐多い神木に打込んだのが、森の中にまだ他にもあるからじゃろ。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
名高い職人にはよくそんな因縁ばなしがくっついているものだから……東京に来ても鶴原家がどこにあるやら気も付かず、また考えもしなかった。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
あたしがくにちゃんとこのおじさんにいただいてきたのよ。
— 新美南吉 『病む子の祭』 青空文庫
「この車には何百も積んであるじゃないか、わしがくれというのは、ただその中の一つだよ、一つ位くれたところで、あんたにそうたいした損はないじゃないか、なぜそんなに怒りなさる」 側に立って見ていた人たちも道士に同情して、村の男に、「一つわるいのをあげたらどうだ」 と言ったが、村の男は頑として肯かなかった。
— 田中貢太郎 『種梨』 青空文庫
その鬱憤から始まった口争いでお柳とせきがいがみ合うのが、台所で、もちについた魚のしがくをしていたいしの癇癪に悉く触った。
— 宮本百合子 『小村淡彩』 青空文庫
内地の暮しがくるしくて家族の生活のたちゆかないのは、ソ同盟から帰ってこない一人の人が、家族のなかにあるのが主な理由ではない。
— 宮本百合子 『肉親』 青空文庫
作例 · 標準
昔は志学の年になると、元服の儀式を行うのが一般的だった。
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志学の時分から、彼は学問の道に深く心を傾けていた。
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「志学の年にしては、ずいぶん落ち着いた雰囲気の子だね。」
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